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セルビア観光の定番 “カレメグダン/ベオグラード要塞”【動画ガイド】

ドナウ川を展望する写真スポット

時計塔を越えて100mほど進むと、要塞の一番高い塀に到着します。

ここは、サバ川ドナウ川が一望できる撮影スポットです。
左岸には、沼地だったところを埋め立てたニューベオグラードが見えます。

空が赤く染まる日没時を見に来る人も多いです。

大きな夕日が撮れる絶景スポットです。

ベオグラードのシンボル「勝利の像」

展望場所から南西(川を見て左)へ行くと高さ14mの「勝利の像」がある広場に出ます。
ベオグラードのシンボル「勝利の像」は、バルカン戦争とオスマン帝国・オーストリアハンガリー帝国支配からの独立を記念して建てられました。

右手に平和と戦争の象徴の剣を持ち、左手には鷹を乗せています。

ローマ帝国時代の井戸?!

入場料:120ディナール

「ローマの井戸」と呼ばれる井戸は1731年に完成しました。

実際はローマ帝国時代の遺跡ではありませんが、当時からベオグラードの人に「ローマの井戸」と呼ばれていました。

幅3.40メートル、高さは35メートルあり、現在の水位は17メートル。
内壁には2列に並んだ螺旋の階段がありますが、殆どが水の中になります。

日本の泉  “ししおどし”

ユーゴスラビア紛争後、日本からのバスなど経済支援に対して感謝の印として造られました。(2010年)

セルビア&ユーゴスラビアの歴史「軍事博物館」

入場料:350ディナール

旧軍施設にある博物館では、バルカンへの入植から20世紀までのユーゴスラビアの軍事と歴史を紹介しています。
コレクションには武器やユニフォーム、各時代の旗、写真、縮尺模型など含まれます。

ユーゴスラビア時代の軍オートバイや大砲。

ニシュにあるスカルタワーのレプリカ。

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ジンダン(ダンジョン)門

2つの大きな円型の塔に挟まれたジンダン門は、展望場所から北東(川を見て右側)にあります。
ジンダンとはトルコ語で「ダンジョン」、「刑務所」という意味です。

カフェとレストラン

ジンダン門を通過するとカフェ&ピザ「Kalemegdanska Tvrdjava(カレメグダン要塞)」や、

レストラン「Kalemegdanska Terasa(カレメグダン・テラス)」があります。

珍しい軍事教会「ルジツァ教会」(Ruzica Church)

ルジツァ教会は、軍事寺院として1867年に要塞内に建てられました。
教会の名前であるルジツァは、バラ(ローズ)という意味で庭にも植えられています。

教会の入り口には、20世紀初頭のセルビア兵士(左)と中世の戦士の像(右)があります。
この像は大砲の砲弾から鋳造されています。

出兵前、兵士達はこの教会で 無事に戻って来ることを祈りました。

教会のシャンデリアは、第一次世界大戦で使用した薬莢が飾られています。

聖水を販売「聖ペトカ教会(St.Petka Church)」

セルビア正教の守護聖人の一つ聖ペトカ教会は、1937年に建てられました。

洗礼をする部屋もあり、聖水を購入することもできます。

ライトアップされたベオグラード要塞もまたロマンチックです。
ベオグラード観光の際にはぜひお立ち寄りください。

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