ベオグラードにあるAda Ciganlija(アダ・チガンリヤ)は一般にアダと呼ばれ、中州状の湖は海の無いセルビアで海水浴場の代わりになっている。
Adaとはセルビア語で「(小さな)川島」を意味する。
一周すると7kmもあるので、夏場は電動車を利用すると良い。
歩道は整備されていて、ビーチ部分は5cmほどの石が人工的に敷き詰められている。
ビーチでは遊泳や日焼けをする人達で賑わう。
西側にある水上スキーの1時間コース/1,350ディナール(1,500円 スキー板・講習込み)に挑戦してみた。
初心者には20分の講習があり、板の履き方~転倒時の泳ぎ方など教わる。
コースは全長約1kmの周遊コースで、上方から取り付けられたハンドルに引っ張られて滑る仕組み。
上手く行けばこんな風にカッコ良く滑れるはず・・・。
・・が、スタートから10mで転倒。 難しい。。
水上スキーの後はヌーディストビーチへ。
ジェットスキーの場所から対岸に開放されているヌーディストビーチ(エリア)は10年前に開設。
オープン当初は冷やかす人も多かったが、最近は愛好者も増えビーチも拡張されている。
ノビサドからやって来たご夫妻は、食べ物と飲み物持参で終日 日焼けしたり泳いだりして過ごすという。
ヌーディストビーチ利用者をざっと数えたところ約200人、平均年齢約50歳、男性が多い。
このビーチは歩行者からも見える場所にあるが、想像していたセクシーな感じは全くなかった。
感覚としては混浴みたいなものか。
こちらは普通のビーチ。 セルビア人は日焼けが好きだ。美白など無縁らしい。
次は東へと向かう。
Ada東側では、深さ3mのプールでスキューバダイビングをしていた。
練習中の女の子をプールサイドから見つめるロマ(ジプシー)の少年。
プールの横にある武道パークでは、体操教室が行われていた。
この日の気温は35度、ウォーターボールの中は相当暑そうだ。
柔道で鍛えた体が自慢のライフガードの男性。 マッチョな体格はセルビア女子に人気。
電動バスは15分間毎に発車。
ビーチの裏側にはバーベキューなど出来る広場もあり、自然を満喫することが出来る。
自転車専用レーンではサイクリングや、
ローラーブレードなど楽しむ人も多い。
夕方になると人々は一斉に帰路につく。
Adaへは沢山の市バスが出ており、夏場にはAda行き専用バスも走っているのでアクセスは便利である。
↓ 冬のアダで日本史通のロードレーサーに出会う