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【世界遺産】ソポチャニ修道院 ~ ストゥデニツァ修道院

【世界遺産】ソポチャニ修道院

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ベオグラードから南へ5時間、ノビ・パザル近郊にあるソポチャニ修道院は13世紀(セルビア王国時)に建設された。
今も残されているフレスコ画や教会の建物が歴史・芸術的が認められ 1979年に同ノビ・パザル近郊にあるスタリ・ラス(中世セルビア王国時代の首都)と共に、世界文化遺産に登録された。
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ソポチャニ修道院は山の奥深くに建てられている。
それは、外部(オスマントルコ帝国など)からの攻撃を避ける為、進入し辛い場所でないといけなかった為である。
攻撃を受けた際は、当時の修道士が大砲や銃で防衛した。
外壁には要塞のように砲口を出す窓が設けられている。
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教会はほぼ当時のまま残されている。
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教会にはフレスコ画がかなり良い状態で保存されている。
入り口の扉上部には、「生神女の終身」(死期を知り横たわるマリヤとマリヤの霊を抱いたキリスト、使徒)のフレスコ画が描かれている。
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セルビア正教会の教会や修道院は、一番奥にある「至聖所」(宝座等が置かれている)が常に東の方角になる。
聖教会は、カトリック教会のような立体の聖像は持たず、イコンと呼ばれる聖画像(キリストや守護神が描かれている)を崇敬する。2348
修道院では修道士によりワインやラキヤ、養蜂、家畜の飼育も行われている。
(商品として修道院でも販売されています)
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レストラン “Pazariste”

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ソポチャニ修道院から車で10分ほど降りりたレストランへ向かう。
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レストランにはホテルも併設されていて、休日は地元の人で賑わう。
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レストランの付近の川で養殖している 鱒のグリルがとても美味しかった。

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