ゼムンにあるレストラン “Mićina Domaća Kuhinja” (=ミチャのセルビア料理)は、チトー元大統領の専属料理人として勤めたミロヴァン氏がオープンしたレストラン。
御歳80歳を越えるミロヴァン氏。
現在はミロヴァン氏に代わり、三男のミランさんが調理を担当している。
店内は高級レストランというよりも、地元の人が集まるローカルな雰囲気のレストランといった感じだ。
メインメニューは、ミロヴァン氏考案のセルビア名物となった “カラジョルジェヴァ”や、 “チトーのディッシュ”など、850ディナール均一。(850円)
カイマク(バターのような乳脂肪)を豚肉で巻いて、揚げたカラジョルジェヴァは、フライドポテトとタルタルソースで。
中からはカイマクが溶け出る高カロリーメニュー。
ニェグシュキ・ステーキ。
中にはドライミートやチーズが入っていて、これまたボリューム満点のメニュー。
ミランさんおススメのメダリョニ(=メダルの意味)は、ソースがポイントとのこと。
まさかパスタで来るとは思わなかった “チトーのディッシュ”は、トマトソースにセロリが効いている。
お店特製のガーデンサラダは、チーズやドライミートなど強めの味付けになっている。
「チトー元大統領は医師から食事を制限するように言われていたんです。ですが、いつも父には“こってりした料理”をリクエストしていたそうです。」と話すミラン氏。
レストランもチトー元大統領の意思を継いだかのような、食べ応えのあるボリュームの多いメニューとなっている。
Mićina Domaća Kuhinja
住所 :Prvomajska 108C 11080 Zemun, Beograd
Web : http://nova.micinadomacakujna.com