香水店 “Caba”(ラテン文字でSava/サヴァ)は創業70年の老舗香水店。
親日家のヨバノブさん。
お店はヨバノブ氏の父親が1954年に開業、現在はヨバノブ氏が調香師として引き継いでいる。
3世代に渡り同じオードトワレを使っているという常連さんも居る。
お店では「甘い」「すっきりした」「軽い」「濃厚」など好みを伝えると、ヨバノブ氏が調香したトワレを選んでくれる。
お値段はなんと一律【360ディナール*】 (約420円)! (25ml)
*2015年時
色々な香りのトワレを振り掛けてくれるヨバノブ氏。
是非お店で色々試して頂きたい。
話しを伺っている間に若い女性がやって来た。 早速振り掛けるヨバノブ氏。
彼女達はいつもここで購入しているとのこと。
その内、別の男性も空ボトルを持ってやって来た。
セルビアは香水を付ける人が多い。
シャネルNo.5やプワゾン(ディオール)など、ブランドの香りを指定する人も多いので、人気の香りも研究しているという。
ボトルはプラス製やガラス製など。
ヨバノブ氏が撮影した開業前日の両親の写真。
この時代はチトー政権時で国営事業が主流だった。
そんな中で個人事業を始めるのは大変不安だった為、2人の顔は強張っていたそうだ。
「大手メーカーのようなお洒落な宣伝やパッケージは作れない分、低価格で提供しています。お客様には当店の色んなトワレを試してもらいたい。」と話すヨバノブ氏。
通常はプラスチックボトルでの販売。
Caba Parfimerija
住所: Kralja Petra I, 75, Belgrade