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一度使うと他の製品は使えない!? 魅惑のベズダン シルク


ハンガリーとクロアチアの国境近くにある小さな村、ベズダン。
ここベズダンで約150年間創業を続けているノヴィテット・ドゥナヴ社は、テーブルクロスやベッドリネン、クッションカバーなど、ダマスク織の織物業を行っている。

150年間使用しているジャガード織機

ノヴィテット・ドゥナヴ社が他と大きく異なる点は、全ての製品を創業時からの木製のジャカード織機(手織り機)で織っていることだ。

ジャカード織機 とは
穴の有無に従って上下する金属針とシャフトを連動させてシャフトを個別に上下させ、穴によって指示された経糸だけを引き上げて横糸を通し、カードのパターン通りの模様を織る。それまで複雑な模様の布を織ることは非常に手間がかかったが、模様に対応したパンチカード(紋紙と呼ばれる)によって織機の糸の上げ下ろしを制御することで、格段に簡単になった。
wikipedia: ジャガード織機


厚紙でできた穴を開けた40㎝幅のカード(パンチカード)。これが各デザインの元になる。
穴の有無により縦糸を上下に動かし、横糸を這わせる。
配列=(デザイン)データという構造は、後に計算機やコンピューターの基にもなった。

デザインにより200~450枚のパンチカードを繋げて使う。

細い無数の縦糸。

ダマスク柄のテーブルクロスが織られている。

創業当時は最先端の技術だった機織り機。
セルビアでも複数の工場が導入したが、現在残っているのはノヴィテット社のみになったが、2018年にはセルビア共和国の文化遺産に登録された。

一番古株の職人さんは30年以上この機械で織っている。
この日は昼までとのことで、不在だったが動画を見て頂きたい。

ジャカード織は両手両足を使う。
右足のレバーで縦糸を上下に開き、右手の操作で横糸を端から端に這わせ、左手で糸を固定し、左足で踏み板を上下させてパターンカードを移動させる。(筆者の理解が正しければこんな感じだ)
1cm織るのに28回同じ作業を繰り返す。

贅沢なシーツの使用感 。なんと”アレ”がスルッとスムーズに!?