カフェ

行列の出来るパン屋さん “トゥルプコビッチ”

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ベオグラード・スラビヤ広場近くに、いつも行列が出来るパン屋さんがある。
創業約110年、6代に渡って営業を続けている“トゥルプコビッチ”だ。
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パンが主食のセルビア人は、パンの出来や鮮度、品揃えに厳しい。
そんなセルビア人が並ぶパン屋とは一体どういう所だろうか- 。
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店内にはクロワッサン、一口サイズのサンドイッチ、バゲットなど沢山の種類のパンが並ぶ。
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オーナーのトゥルプコビッチ氏は「自分が食べたいと思う商品しか置かない」という強いポリシーを持ち、一つ一つのパンのレシピを厳しく管理している。2123
ユーロクリームがきっちり詰まったミニ・クロワッサンは、「端から端までクリームを詰める」というオーナーのこだわりが伝わる。
クリームが溶けてベトベトになるが、冷蔵庫で冷やすと美味しい。(200g=約160円)
店一番のお薦めは・・・
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店外をよく見ると右側に並ぶ列と、入り口へ真っ直ぐ入っていく2つの列が出来ている。
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右側の列はトゥルプコビッチ名物の“ブレク”を購入するための列である。
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ブレクとは、薄い生地と具材を重ねて焼いたトルコ起源のパイで、挽き肉やチーズ、ハムなどが挟んであるのが通常だ。
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店ではブレク専門の職人が毎日何皿も作っている。
ここでもオーナーのこだわりで、使用するオイルは全てラード。
このお陰(せい?)で、かなり腹持ちが良い。
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トゥルプコビッチの代表ブレクは、「チーズとハム」、「(フレッシュ)チーズ」、「チキン」、「アイバル」の4種。
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「チーズとハム」は、200g = 100ディナール(約120円)
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ハードチーズとハムが贅沢に入っている。
その他、スパイスの効いたチキンと、アイバルも個人的にお薦め。

店舗はベオグラードのみで3店あるが、
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本店も、
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他の支店も、
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いつも混んでいる。
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店内で売られている“ペカルスキ(ベーカリー)ヨーグルト”。
セルビアではパンとヨーグルトを一緒に摂ることが多いが、「一般に売っているヨーグルトでは、パンを食べるのに足りない!」と、またもやオーナーのこだわりで、容量を250g(通常約180g)増やしたものを特注、まさに“パンと食べるためのヨーグルト”である。2125
オーナーのこだわりは、ナプキンのエンボスにも。(トゥルプコビッチ ベーカリーの浮彫り)
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そしてビニール袋には「(当店を)信頼して下さり有難うございます」という文字が入っている。
旧ユーゴスラビア(社会主義)時代は殆どの店舗、会社が国営で、ベーカリーも同じく国営だった。
国営企業=大手=信頼という概念の中で、個人商店が営業を続けるのは大変だったらしい。
そんな時代をこだわりを持った商品と、顧客への奉仕で生き抜いてきた トゥルプコビッチ・ベーカリー。是非一度こだわりのパンを試して頂きたい。

因みにオーナーは、日本女性にかなりの憧れを抱いている様子。
セルビア人に聞いた“日本のイメージ”  9分30秒~

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【Trpković Pekara】

HP: http://www.pekaratrpkovic.rs (セルビア語のみ)
営業時間: 7:00~18:00 (土曜日は短縮、日曜休)

Pekara Trpkovic<br /> Slavija, Nemanjina 32, Beograd

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