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セルビアってどんな国? なぜ名前に“ビッチ”が多いの?

セルビアはヨーロッパ南東部、バルカン半島の中央に位置する内陸国です。
首都ベオグラードは、ドナウ川とサヴァ川の合流点にあり、古くから交通と文化の要衝として栄えてきました。
面積は北海道より少し大きいくらい、人口は約658万人です。

セルビア人の名字の約7割は【ic】(イッチ)で終わります。
これは、昔「父の名前+ov(所属)」を子が継ぎ、さらに孫が「+ić(小さい・若い)」を付けて名乗ったことが始まりです。
例えば、ヨバン → ヨバノヴ → ヨバノビッチ。
18世紀以降に姓が固定され、今日の「〜ビッチ」姓が定着しました。

セルビアは長い歴史を持ち、東西文化が交わる地域として独自の文化を育んできました。
国民性はおおらかでフレンドリー。道で迷っていると声をかけて助けてくれることもよくあります。

肉料理が多く、バルカン名物のチェヴァピ(Ćevapi=肉団子の炭火焼き)、豆のスープ「パスリ」、赤パプリカのペースト「アイヴァル」などが代表的です。
ボリューム満点で素朴な料理は、旅行者の胃袋を満たしてくれるでしょう。

首都ベオグラードでは、カレメグダン要塞や賑やかなカフェ文化を楽しめます。
地方には世界遺産の修道院、美しい山岳地帯や渓谷など、自然と歴史の見どころがたくさんあります。
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