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8月27日に日本女子バレー代表と対戦するセルビア代表。
ヨーロッパでも常に上位に名を連ねる彼女たちの強さの秘密を、4コマ漫画でちょっとだけご紹介します。
セルビア女子代表の強さの背景


セルビアは、世界の強豪国が並ぶFIVBランキング上位10か国の中で、人口が最も少ない国のひとつです。
(イタリア、ブラジル、ポーランド、中国、日本、トルコ、アメリカ、オランダ、ドミニカ共和国と比べても少数)
それにもかかわらず、常に世界トップレベルで戦える理由があります。
- 体格の良さ:平均身長は185cm前後。高さを活かした攻撃とブロックが大きな武器。
- エースの存在:オポジットのティヤナ・ボシュコビッチ(195cm)は世界屈指のスパイカー。
- 育成と国民性:スポーツを生活の一部として育つ環境と、勝負に強いメンタリティ。

セルビアはサッカーが最も人気で、続いてバスケットボール、ハンドボール、水球など球技が盛んです。
その背景には、ユーゴスラビア時代からの国家的なスポーツ奨励があります。
当時は「民族の融和と統一」を目的に、“ソコル”と呼ばれる国営クラブが都市から地方まで整備され、学生や労働者が日常的にスポーツに親しみ、同時にプロ選手の育成も進められました。
さらにセルビア人の恵まれた長身の体格(男性平均182cm、女性168cm)が、サッカーやバスケ、ハンドボール、そしてバレーボールで存分に発揮されています。
こうした歴史的な育成環境と体格的な優位性が、現在のセルビア代表の強さを支えているのです。
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