
セルビアには日本のような“お弁当屋”はありません。
その代わりに街中でよく見かけるのが“総菜屋”。
ガラスケースに並んだ料理を量り売りで入れてもらうシステムで、家庭料理を外で買える文化です。

これらの総菜屋は、10年ほど前から都市部で増え始めた。

見たところ、料理好きの人が店をオープンしている印象だ。

セルビアではレストランより、家庭でお母さんが作る料理の方が美味しいというイメージがあり、家庭の料理をシェアするイメージに思う。

それでもレストランより安くて手軽なので、単身者が一食分を買ったり、共働きの人が昼食の足しに数品持ち帰る。

酢とオイルで味付けされたキャベツやビーツ、キャロットサラダ。
かなり酸っぱい。

安くて量も多いので、ホテルやあパートホテル滞在中の食事には最適だが、

「家で盛り付けなおして食べる」前提なので温め直せない場合、「冷たい料理」になる可能性がある。
また塩分や油がかなり適当&多めで、日本人には少し濃いと感じる。