ベオグラードの中華街「Eurasia Shopping Center」

ベオグラードの西側、ニューベオグラード地区に新しくオープンした「Eurasia Chinese Shopping Center」。
2024年9月に開業したこのモールには、約460の店舗が入居予定で、現在はその一部が営業を開始している。

中に入ると、タピオカ&寿司ショップ(コアラと思いきや「カオラ」?)や、

中医(中国伝統医学)関連の治療院(中国人しか読めない)、

異常な種類のスマホの保護フィルム

奥まで続くシャワーヘッドなど、

雑貨店、衣料品店などがずらりと並ぶ。
その他、キッチン用品、子供用玩具、生活雑貨など各店ごとに扱っていて、その種類と数に驚くばかり。

さらに進むと、中国食品を扱う店舗があり、乾燥麺やパック入りの生ラーメン(250din)、

見たことあるようなパッケージのお菓子、

懐かしいようなこれは「蒟蒻ゼリー」?、

梅どブドウです」と「梅どマソコー」など(このAI翻訳時代になんでこうなるのか)、ベオグラードでは見ることのない商品がたくさん並ぶ。

正規のグリコのポッキーは、260din(約400円)。

2階へ行くと…

中華料理店がある。
手打ち麺、水餃子、炒飯、麻婆豆腐など、どれも本格的で、昼時には満席になっている店もあった。

軒先で昼食をとる店の人など中国らしい雰囲気。

そのうちの一店へ。

メニューの1ページ目は「餃子」。

2ページ目に鶏や豚肉の「水餃子」。

3ページ目にも水餃子。

そしてラーメン。

最後に肉まんと種類もかなり多い。

ということで店のお薦めだろう「水餃子」を頼んだら、14個も入っていた。

ラーメンは米粉のものみたいで、あっさりしていた。

私たちは外の席(通路)に座ったが、

すぐ向かいの靴下専門店では、搬出・出荷作業を行っていた。
これも中国的というか…工場からのホコリや繊維が飛んでいるだろう建物の中は全体的に空気が悪かった。
料理は美味しかったので、この場所を分けるともっと良いと思う。

男はなぜ車のパーツに夢中になるのか

旦那はカー用品店へ。

Youtubeで広告に流れてくるアクセサリーを探しているのだとか。

外へ出ると青空市場のようなスペースがあり、野菜や豆腐が売られていた。

大根は新鮮で100din。青梗菜は灰汁が出る。

青梗菜と大根、もやしを買った。
これらは中国人が近くで作っているもので、全部で300dinと安かった。
セルビアの農家でも少し作っているが、スが入っていることが多い。

セントラル・ヒーティングの乾燥が半端でない

豆腐は2.5丁くらいのサイズで250din。新鮮で美味しかった。
ただし市場ではセルビア語も英語も通じず…店の人は私に中国語でガンガン喋ってくる。
数字くらいは中国語で言えた方がいいなと思った。

食品店では、ウーロンカットと呼ぶジュースや栗、茎昆布のようなものと、

辛味調味料と味噌のようなものを買った。

旦那が買ったマグセーフスタンド

写真に撮れなかったが、店内は買い物客よりも働いている中国人の方が多かった。
また、客の6割以上がロシア人だった。(戦争でセルビアに移住、ウクライナ人も多い)
ロシア人を中華料理店でもよく見るが、そんなにロシアでは中国文化が身近なのだろうか。

「ロシア女性と結婚してください!」