空爆跡


先月ニューベオグラードのパソコン屋に行ったとき、空爆で破壊されたセルビア軍兵舎跡を見付けた。↓

この建物は第二次世界大戦以前から兵舎として(騎馬隊)使われていたが、10年前に破壊されてからはこのまま放置。
もう空爆だったのか、ただの朽ち果てた建物か区別がつかない。

こちらはベオグラード観光中に必ず目にするセルビア軍司令本部跡。
同じく10年もこの状態のまま。 軍としてはこのまま売却したいところだろうが、この建物は文化財となっており簡単に売却出来ない状態だ。
街の中心に崩壊したままの建物(それもかなりデカい)が雨ざらしになっているのは、景観も悪いし衛生的にも汚らしい。
そして果てしなく不経済だ。
ベオグラードのタウンミーティングでは「写真を撮る観光客から1ユーロを取ろう」という提案まで出たそうだが、勘違いが過ぎるのでは。