新しいのか、古いのか分からんシステムをどうかしてくれ

ユニクロ流 セルフレジにて

先日、デカトロンというスポーツ用店で買い物をした。

レジに行ったら、

この箱に入れるだけ

なんと自動計算レジだった!
カゴから出して箱に入れる必要はあるが、一点ずつバーコードを通す必要はない。
こんなものをセルビアで見る日が来るとは!
ユニクロシステムやん!」と感動してカードを選択しようとしたら、カードが選べない…

セルビアの銀行のマークが表示された

店員が言うには セルビアで発行されたカードでないと使えない らしい。
セルビア人はクレカよりデビットカードの保有率が多いが、日本発行のVISAより学生レベルのデビットカードの方が上ってか!?

この精算機では、たとえ プライベートジェットをチャーター出来るといわれる「ブラックカード」でも「使えない」と言われて恥をかくのでご注意を。

生乳販売機にて

デカトロンを出て歩いていると・・・

おっとこれは! 数年前にテレビでやってた「生乳の自販機」じゃないか!
いつか買いたいと思ってたけど、まだあったとは!

購入方法は、
① 扉を開けて瓶をセットする
② 現金かカードで支払う
③ 希望の量を選ぶ
とのこと。

まず瓶を購入する。

瓶の購入は現金のみ。
しかも、釣り銭は返ってこない

表示がユーロだが気にするな

1リットル瓶は100ディナールだが、200ディナール札しかないので、仕方なく払う。。

瓶の列番号を押すと、

落ちてきた。スナック菓子みたいに。

200ディナールも払えばオーガニックミルクが買えるが…まあそれはさておき、

瓶をセット。

ここで生乳の支払いをする。
カードか現金が使えるが、もちろん釣り銭は返ってこない。

デカトロンの教訓から、セルビア発行の旦那のカードでトライ。
だが生乳は出てこない。
左の赤い部分は何か、釣り銭の出口にも見えるが…

10分ほど苦戦したのち、カードを刺す場所が黒い機械の下と判明。。こんなん誰も分からんわ!
サイドにはカードを上から下にスライドする読み取り部分もあり、それも何度かやってみたのに。

途中表示が消えたので、何回かやり直して、

やっと生乳が出てきた。

が、私たちは疲れ果てていた。
これ瓶に入れてスーパーで売った方が早くない?

生乳の飲み方

生乳は殺菌消毒がされていないので、一度沸騰させる必要がある。

牛乳を温めると上に出来る膜(乳脂肪)は、セルビアでは「カイマク」として、パンに付けて食べる。

カイマクは、チーズ店で購入することが出来る。

市販のカイマクより柔らかい。

カイマクを取り除いた牛乳はやや甘く、コーヒーに入れると美味しかった。
またこの自販機を見付けたら買うだろう。