ブルガリア滞在記

1~2月にかけてブルガリアに行った。
ソフィアのネブスキー教会は、ベオグラードのサバ大聖堂と同じ位置に属するが、

キンキラのサバ大聖堂とは違って、中はとても暗く厳かな雰囲気。
だが正直に言うと、サバ教会の方が観光には適している。

カザンラクへ

ある日はブルガリア中央部にあるカザンラクへ行った。
見えている山はバルカン山脈で、セルビア南部から始まりブルガリアを横断している。

ある建物を見るために丘を登るが、凍結のため車が駐車場まで行けないので、かなり歩いた。
風がきつく足元が滑って飛ばされそうだった。

見えてきたのは、「Buzludzha」という共産主義時代に造られた建物。

この建物は共産党本部とも言われていたが、実際は共産党の勢力を象徴するモニュメントだった。

政権崩壊後は廃墟になり、今はリニューアルが始まっている。

ブルガリア料理レストラン

ブルガリア伝統料理を食べたことがない旦那のために、近くのレストランへ。

店に薦められるままに注文した、数種のチーズのグラタンを食べたら、お腹を壊していた。
カザンラクの寒さと疲れも影響したようで、気の毒だった。

クケリ祭りへ

別の日はブルガリア西部のペルニクへ。
炭鉱の町・ペルニクに近づくと古い工場が見えてきて、旧共産国らしい景色に。

ペルニクに着くと、クケリ祭りが始まっていた。
クケリとはブルガリアに古くから伝わる 年始めを祝う民俗祭りで、悪霊を追い払い、収穫と村の安全を願う意味がある。

奇抜な衣装は山羊や羊の毛皮で作られ、獣や鳥の顔を模した木製のマスクが特徴。

腰や背中に重い銅の鐘をぶら下げる。
これらの鐘の音は邪悪な霊を追い払うと信じられている。

鐘も重いが、仮面は20kgほどと重く、これを飛びながら鳴らして行進すると屈強な男でも息を切らしていた。

衣装は各地により異なる。
年に一度開催されるペルニクの祭りには、ブルガリア全土からクケリの参加者が集まる。

クケリは男性に継承されてきたが、最近は女性も参加している。

とにかく寒いブルガリアだった。