シノファーム、アストラゼネカ ワクチン接種の感想 (セルビアのワクチン会場)

セルビアでは3月末時点で、国民の20%がワクチンの接種をしている。
夫と私はそれぞれシノファーム、アストラゼネカを接種した。(接種の費用は無料)
共に日本ではまだ認可されていないワクチンだ。

中国製ワクチン(シノファーム)を接種した夫とその反応


病院の廊下でワクチン接種を待つ高齢者

既にシノファーム社製ワクチンを2回接種した夫だが、接種翌日に注射した辺りが少し痛んだのみで、頭痛や発熱などの副反応も一切無く、至って通常と変わらなかった。

申し込みは、指定サイトからID番号や希望するワクチンの種類(*)を送信する。
すると「●日の●時に病院に来てください」という指示があるので、指定の病院で接種する。

(*)ワクチンの種類はシノファーム社(中国)・スプートニクV(ロシア製)・ファイザー社製(米)から選べるが、特に希望しない場合はシノファームになる。
2回目の摂取後にもらう証明書。
EUが検討しているワクチン・パスポート等への対応は未定。(他国ではキリル文字は判読できない)

アストラゼネカ社製ワクチン接種について

私は申請から2ヶ月後に接種の連絡があった。
申請は中国製にしていたが(家族で統一した方が何かあった時に分かりやすいと思い)、記載されていたのは “アストラゼネカ”だった。

これは最近 他国でアストラゼネカ製のワクチンを接種した人に血栓が見られたためEU国内での使用が一時禁止となり、セルビアでも懸念する人が増え不人気になったから=つまり余っているらしい。

アストラゼネカ社製ワクチンの副反応は?

接種した当日は特に発熱や頭痛は無く、右足の付け根が少し痛いこと、眠気が強い、食欲が増したくらいだった。
眠気と食欲は朝から2回会場に行き多少緊張したからで、足が痛いのはワクチンとの関連はないと思う。
翌日午前、注射した箇所の筋肉痛のような軽い痛みと、顔がむくんだ。午後から治まったが、夜に頭痛があり市販の薬を飲んだ。
それ以降は不調は無く、腕の痛みが3日ほど続いたのみだった。
ワクチン後に起こる反応を書いた説明書
会場には「接種から数時間後に発熱、頭痛、だるさ、悪寒などの症状が出ることがあるが、2,3日で落ち着く」という説明が貼りだされている。

セルビアの一般的なワクチン接種の流れ

ワクチン会場に並ぶ人
病院の他に、セルビア各地にはコンサート・スポーツホールを改装したワクチン会場が出来ている。
会場内には20のブースがあり、流れ作業的に多くの人が短時間でワクチンを接種出来るシステムになっている。

始めに会場の入口で検温(サーモガン)をして、指定されたブースへ入る。

そこで基礎疾患やアレルギーの有無、2週間内に陽性患者と接したかなどの聞き取りを行う。
何度か「今日 接種するのはアストラゼネカの1回目のワクチンです」と念を押された。(2回目は12週間後)

次に登録場所へ行く。
予め記入済みの申請書を持参するが、ここでID番号や生年月日、接種ワクチンなどが正式にコンピューターに記録される。

最後にワクチン ブースへ。

ワクチン自体は少しチクっとするだけで、普通の注射と変わらない。
会場に入ってから接種まで10分も掛からなかった。

ワクチン接種後はアナフィラキシーなどの反応に備えて、休憩所で20分休むように言われる。

壁にはセルビア正教の聖人が飾られていた。