廃墟マニア必見! チュカリツァ製糖工場跡

記事の写真は2018年時のものです。

ベオグラードにあるČukaricia製糖所(チュカリツァ)は、1901年に建てられたセルビア初の製糖所である。
1800年台後半に工場建築の入札が行われた際はドイツやオーストリア・ハンガリー帝国、ベルギー、イギリス、また日本からも申し入れがあった。

ドイツが落札し、当時は珍しいロンパルディア帯と呼ばれる外面を装飾するデザインが用いられた。
※ 写真屋根下の飾り線

64,000 m2の敷地内には4階建ての建物および工場がある。

広い入口には当時から使用していたテーブルや机、植物など飾られている。


建物内へ入ってみると、

広々としたエントランスにアンティークな家具が置かれていた。


事務所として使われていた2階部分。

現在はミーティングルームや演劇のための楽屋などとして利用。

更に奥に行くと大広間になっており、

バレエのレッスン中だった。

まだ片付かない通路や、

屋根裏など、何処を開けてもレトロな雰囲気満載である。

事務所を出て隣の工場跡へ。

工場内には、機械室、乾燥室などがあったが現在は廃船や古い機器などが残されているのみ。

チュカリツァ製糖所は、世界大戦時には営業的に深刻な被害を受けたが、終戦後(ユーゴスラビア時代)に「国営製糖所」として稼働を再開、重要な輸出産業として発展した。
大きな製糖用の窯からも当時の規模が伺える。