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統計いろいろ vol.2 就職・失業率など経済に関する統計

現在のセルビアはインフレが進み、経済状況は決して良くない。

セルビア全土の失業率は26%。(2009年発表、日本は6.7%)
その内、成人女性の就業率は44.3%で、共働きが通常のセルビアでは2人に1人以上が仕事に就けない深刻な状況だ。

一般的な1カ月の給料は、200~400ユーロ。(女性の給料は男性の96.5%)
せっかく仕事に就いても、手取りは低く、生活は楽ではない。

また現在の就業人口の低下に反して、年金受給者数が増えていることも問題である。
こういった経済不安に改善すべく、農業(貿易)や観光に力を入れる必要があると、本誌は分析している。

セルビアからの主な輸出品は電力、とうもろこし、タイヤ、コイル、靴下(なぜ靴下?)、砂糖、ラズベリーなど。
輸出国は、ボスニア、モンテネグロ、ドイツなどの近隣諸国が多い。

観光について。
毎年セルビアから約615,000人が海外へ旅行する。
人気の旅行先は、クロアチア、エジプト、トルコ、ギリシャ、チュニジア、スペインなど。
近隣国へ長期滞在する傾向がある。
人口全体の4割は毎年国内旅行をするというデータもある。

上記の給料では貯金もままならず、旅行の資金は銀行で借りるのが通常である。
セルビアには消費者金融はなく、ローンは銀行で組むが金利が高く(20%前後)、旅行から帰ってくると返済で生活は益々苦しくなる。

記事参照: blic