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セルビア最後の戦犯 ラトコ・ムラディッチ逮捕


今月26日、逃亡中だった最後の大物戦犯ラトコ・ムラディッチが拘束された。
セルビア北部の小村にある親族の家に潜伏中だった。
ムラディッチは、1995年にボスニア・ヘルツェゴビナ東部に住むイスラム教徒8千人に対して行われた虐殺を指揮したとされる。
これまで親族やサポーター宅を転々と移動していたとみられるが、最後に見付かった場所へは2ヶ月ほど前に移住、もうこれ以上潜伏する場所も資金もない状態であった。
拘束の際は家に来た警察官にラキヤやチーズ、ハムを勧め「俺が君達が探していた男だ。」と告げ、「娘の墓参りがしたい。」とも漏らした。
ムラディッチには妻と長男・長女が居るが、長女は父親に向けられた非難を苦にして1994年に父親の銃で自殺した。
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この日ムラディッチ逮捕を知った若いサポーター達50人がベオグラードの中心地に集まり抗議と称するデモを行った。
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「サンキュー、ムラディッチ!タディッチは殺られろ!」、「警官達はコソボに行け!」など口々に叫ぶサポーター。
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「彼を拘束した者は呪われろ!」という内容が書かれたカードを持って抗議する熱狂的なサポーターの姿も。
同日、ノビサド市では500人ものサポーターが集結し抗議活動を行っている。