1999年のNATO軍空爆に抗議する形(*)で始まった集団結婚式は、今年で19回目を迎える。
(*) 戦争や憎しみよりも愛や友情の方が強いというスローガンで、主に若い人の婚姻・結婚生活を応援する目的で始まった。
集団結婚式は毎年5月中旬に行われ、今ではベオグラードの風物詩となっている。
これまでに3,500カップルが集団挙式を行った。
また外国人との国際結婚率も約1,000人と高い。(カナダ、スウェーデン、中国からの花嫁など)
挙式費用は通常の半額、ドレスは無料、ホテルや食事なども準備され、毎年約200組の応募(抽選)がある。
簡単に挙式が行えるという点は若い年層に受け入れられ、人気イベントとなっている。
【写真】 http://www.kolektivnovencanje.com