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セルビアの養蜂家を訪ねて~ノブコビッチさん


養蜂家のノブコビッチさんの仕事場は、ベオグラードから南へ車で1時間ほどのベリキ ボラックという丘の上にある。
毎年4月~6月にかけて国内を回り、野の花(混合)、リンデン、ひまわり、アカシアなどの蜂蜜を採取して巣箱を持ち帰る。

8月のこの時期は、持ち帰った巣箱から蜂蜜を採取する作業中だった。
離れて暮らしている家族が集合する(両夫妻の両親と子供)時期でもある。

自作のラキヤに蜂蜜をブレンドした酒やビール、採れたての蜂蜜を試しながら一休み。

巣箱は合計220個。 各地をキャンピングカーで引いて移動する。

1. 巣を作る巣脾。木枠に蜜蝋で作ったシートが張られている。
2. 巣箱の中。上に張り付いているのはプロポリス。アルコールで希釈して飲む。
3. 巣を守る蜂。この時期の蜂は攻撃的になっているので、注意が必要。
4. Field(野原)の蜜はこの場所で採取される。

巣脾から蜜蝋を外す作業を奥さんが見せてくれた。

遠心分離機にかけると蜂蜜が分離されて出てくる。一箱の巣箱から12kgほど採れる。

「ひざの間接痛にはコレが一番だよ!」と蜂のトゲをひざに刺すご主人。
アピテラピーと言うミツバチ療法で、毎日6箇所刺すそうだ。(蜂毒アレルギーのある場合は不可)


ミツバチは、農薬や汚染された花からは蜜を採らないという。 この作業は人工では出来ないだろう。
ミツバチが運んできた蜂蜜、ポーレン(花粉)、プロポリス、養蜂、蜜蝋は全て食用として利用され、また蜜蝋からは次の巣脾のシートも作られ、完全リサイクルになっている。
ベオグラードでは、はちみつ市が開催され沢山の人々が訪れセルビア人の自然への関心も高さがうかがわれる。

SRPSKI MED
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