Orahovača (オラホバチャ) 完成

1561
“オラホバチャ”とは胡桃のラキヤで、砂糖漬けにした若い胡桃の実をラキヤに混ぜて作る。(*)
オラホバチャの色は胡桃の茶色ではなく、胡桃から出たヨードの色である。

 

(*) ラキヤに直接漬ける作り方もある。
1547
市場でも売られる若い胡桃の実。
1548
1個当たり 3ディナール/4円。 1lのラキヤに対して20個必要。
1550
5月中旬頃から採れる胡桃を使うのだが、小さすぎるとヨードが多過ぎて中毒を起すので市場などで売っているのを買う方が安全。
1551
これが胡桃?と思うだろうが、
1572
緑の部分は実で、いつも食べる胡桃とは種になる。
1549
瓶に青い実を丸ごと入れて倍ほどの砂糖を入れ、日当たりの良い所に1ヶ月放置。
(屋根の上に放置しておいた)
1552
1ヵ月後にラキヤ(葡萄やプラム製)と実を取り除いたシロップを混ぜて、更に1ヶ月寝かせて出来上がり。
1553
味はほんのり胡桃?のコクのある味で甘い。 ラキヤバーなどでも試せる。
セルビアの田舎では寝起きにオラホバチャと蜂蜜を食べるという風習があるらしいので(健康に良いらしい)、3日ほど試したが朝から酔っただけだった。