セルビア正教(オーソドックス)のクリスマスは、毎年1月7日に祝われる。
クリスマスイブにあたる6日の朝に各家庭の家長はバドゥニャクと呼ばれるオークを山などに採りに行き、キリストの誕生、豊作、健康などを祈って夕方から庭で燃やすことが習慣であった。最近では教会や地方で行われている。
イブの夜から当日にかけては、各教会に信者が集い司祭による話や聖歌隊による合唱、ワインを注がれたパンを分け与えられる。一般のクリスマスのイメージとは違い、厳かな雰囲気である。


バドゥニャクは小分けされて麦やコーン、くるみなどの種子が付けられマーケットや路上で売られている。(50din~)

これを玄関や室内に飾る。 しめ縄の習慣と似ているが、どうしても色彩に欠け枯れ木を貼り付けているように見えてしまう。たまに車に飾っている人も居るが、車に飾るのは間違いとのこと。

またクリスマス当日、市内では金貨入りのパンが無料配布される。
これは、金貨の入ったケーキ(パン)を家族や友人と分けて誰に金貨が当たるかという運試しのような風習を再現したもの。
今年の獲得者は10年目にしてやっと当てたというおじさん。
一方、正月にあたる14日は元旦ほどのお祝いムードは無く、会社も店も通常通り営業する。